30代の才能あふれる日本人女性デザイナー、石井美佳子氏が手がけるブランドAMBALI(アンバリ)。 2006年春夏より、パリでスタートしました。 イタリア製などの生地を使い"made in France"であることにこだわった、シンプルにして繊細なディテールと女性らしいデザインが特徴です。 「デザインする上で、着る人のパーソナリティーやその人らしさを壊すことなく、引き出すお手伝いができるデザイン、色、フォーム、素材をコレクションに取り込むことを心がけている」と美佳子さん。 デザイン画を描きながら、同時に布をトワルに立体的に作り上げていく手法から、シンプルながら造形的で細部のディティールに特別なこだわりを持ったコレクションが生み出されています。 「いつも生地に一番注意を払い、必ずアトリエでストックマンに掛けてみてから、布の落ち具合、性格を掴み、デザインするようにしています」とも。 AMBALIのお洋服は一つ一つそういう過程を経てから、パリのバスチーユ近くにあるアトリエでデザインされている。 デザイナー石井美佳子プロフィール ニューヨークのパーソンズを首席で卒業。その後パリにわたり、パリのスタジオ ベルソーにてヨーロピアンテキスタイルを学ぶ。再びニューヨークに戻り、「テス・ギバーソン」で初めてのアシスタントとして経験を積む。その後、イタリア ヴェニスで友人と「デルミック(delmik)」を立ち上げる。デルミックは、天然素材を多く用いた着心地の良さや品の良いデザイン、どこかノスタルジックな雰囲気で多くのバイヤーから注目を集めたが2005年に活動休止した。2006年アンバリを立ち上げる。ラ・マレ地区にブティックがある。