「流行に左右されない着こなし」や「自分のスタイルを確立する」
これもファッション編集者時代のコピーです。もちろんこれを否定するつもりはありませんが、それは、できれば30代までに確立してほしいこと。
そして、40歳を過ぎたら話はまったく違ってくるんです。笑
このぐらいの年齢になると、自分流のメイク、ヘアスタイルも確立され、中には10年来同じヘアスタイルで同じパターンのメイクを続けている人もいらっしゃることでしょう。だからこそ！　そろそろあなたのスタイルにも「カツ」を入れる必要があるのです。
このまま、世間の流行など関係なく、自分流のスタイルを突き進んでいくと一体どういうことになるのか。ふと気がつくと、ひと時代前のまま取り残された「古い人」になっていってしまうのです。
若い子たちが、別のジェネレーションのメイクや着こなしをすれば、それなりのエッジになることも、40代以上の人が昔を引きずってするとはまりすぎ。空気感を読んでない分イタイタしいということになるのです。
ほら老舗だって、長年の歳月を潜り抜けて生き残ってきたのは、伝統を引き継ぎつつ、常に新しいものを上手く取り入れ伝統に昇華させていったから。でも、大丈夫。40歳過ぎて流行に敏感になるのはそんなに難しいことではありません。たった一か所新しい試みをするだけでいいの。新しいメイク、新しい髪型、また数年前の服を着るなら、靴や小物は今年の新作にするとか。